脚本家として何が伝えられるかを考える。        by 三好昭央
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小説作法
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僕が最初に小説を書いたのは5年くらい前。
「UNDERGROUND HERO’S」
というヒーロー物のコメディー作品でした。



元々は映画の企画を募集していたコンテストに応募する為に書いた物。
その応募規定が「小説形式で原稿用紙100枚以内」
となっていたのでたまたま書いた感じ。



ストーリーは、ある中小企業に内定が決まっていた大学生の主人公が
『本当にこのままでいいのだろうか?』と自問する日々。
そんな時実家の母親から電話が。
『あなたは本当は私の子供ではなくて、地球を守るヒーローなの!』
と突然のカミングアウト。
こうして他の4人の仲間とアタクレンジャーを結成。
悪のボスと井の頭公園で戦うのだが・・・。

という完全にコメディーなお話。
フィクション甚だしい内容です。

当時からよく小説は読んでいましたが書くのは初めて。
文字数のペース配分も分からず勢いだけで書いてみた。
出来あがってみれば原稿用紙170枚以上の中篇小説に。
これを100枚にまとめることなんて不可能だと思ったので、
そのコンテストは諦め、小説として文学賞に応募してみる事にしました。

その後もさらに増筆して結局230枚程度の作品として応募してみたのが
文芸社が主催するU-30大賞でした。

この第4回で入選したのが今も書きつづけているキッカケとなっています。

僕はこの作品が自分でも好きで今でもお気に入りの1本なんですが、
自分では面白いと思っていても、他人が読んでも笑ってくれるのだろうか?
という不安がありました。
笑いの感性も人それぞれだと思いますから。

「UNDERGROUND HERO’S」が完成した当初、
僕は何人かの友人に読んでもらい感想を聞きました。
みんな『面白かったよ!』とは言ってくれるものの、
それは友達としての意見だからだと思っていました。

さすがに面と向って『つまらない』という人はいないでしょう。

でもこのU-30大賞で入選した事によって、大変励みになり
少なからず自分が考えていた方向性が大きくはズレていないのかな、
と思えました。

それ以来、小説を書く事が俳優をやっていく上で何かの武器になればいいと
思い書いている感じです。

小説を読んでくれたある友達が言った言葉に
『面白いけど、何かを伝えようとするメッセージがまったくない』
というのがりました。

それが今も僕の課題です。

いつの日か自分の書いた小説が出版され、映画化され、自分が出演し、
特殊メイクを兄貴が担当する。

そんな日が来る事を願っています。
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by cultstar | 2005-06-26 06:57 | ある脚本を書く男
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